初心者こそブログを収益化!「サイト作りの教科書はアドセンスのポリシー!」

最終更新日:2019年2月14日
以前のエントリーの後半部分で「ブログの収益化」をお勧めしました。
では「収益化」の方法は?という事で比較的身近で情報も多い「グーグルアドセンス」を思い浮かべる方が多いと思います。

今回はアドセンスを目指す事で得られる「利点」のお話です。ここが本エントリーの主題で、お勧めの部分になります。

と言いますのも、「手っ取り早く、初心者が良いサイトを作る為に参考になるものはありますか?」と聞かれた際に、私がお勧めしたいプログラムでもあるからです。
つまり、手順を知る方法として「一番、理にかなっている。」と感じていますので、その辺りのお話を少しご紹介したいと思います。

当サイトは、収益やPVを爆上げする情報についての記載は一切ございません。
初心者がグーグルアドセンス半年で得た厳しい現実とブログの収益化について
私のアドセンス運用の実態については、上記のエントリーで「リアルな厳しい現実のお話」をご紹介していますので、一度お読み頂ければ・・・と思います。



「ブログの収益化」を目指す利点

アドセンスのお話をする前に「収益化」の利点をお話します。
もちろん収益が発生するという面が魅力的で、大きなメリットなのですが、それ以外にも良い面があります。

収益化したブログは個人商店である

収益を目指した先は「収益化したサイトを運営」という事になります。この部分を少し考えてみます。
収益が発生する為には、閲覧者さんが必要です。

ではその閲覧者さんに、「どの様にすれば最後まで記事を読んでもらえるか?」や、「どういったアプローチでブログへ訪れてもらうか?」という部分を考える事は「お店」、つまり「個人商店」の営業と近いニュアンスであると考えられます。

少し簡単に例えてみます。
個人商店:店主は、お客さんを相手にお店の営業する
ブログ:サイト主は、閲覧者さんに向けてサイトを運営する
どうでしょうか?何となく近いニュアンスだと感じませんでしたか?


お客さんに満足してもらう=閲覧者さんに満足してもらうは同じ

上記の様に、閲覧者さん側の視点を意識するというのは、良いサイト作りにとても大事な部分です。

これもお店とブログで例えてみます。
良い商品が多い=良い記事がサイト内に多くある
欲しい商品がある=閲覧者さんの読みたい記事がある
店舗内で商品が探しやすい=ブログ内で記事への誘導がスムーズ
お店の場所が分りやすい=SNSや他のコンテンツからの誘導がスムーズ

あなたが「お店で商品を選ぶ際の基準と近い部分で、閲覧者さんはサイトの評価をする。」と考えて良いと思います。

適当に作られた料理しかないレストランより、良く考えられたレシピで美味しい料理を提供するレストランや、扱っている商品にセンスがあったり、きめ細かなサービスがあったりするお店に満足する様な気持ちと近いものがあると思います。

つまり、練りこまれた情報の無いエントリー(読み手に有益な情報が殆ど無いエントリーや文句や不満を綴られた記事)や、記事のエントリーの方向性がバラバラで何を扱っているかよく分らないサイト。エントリーを読んでアクションを起こしにくいサイトは満足がしにくいのでは?と考える事が出来ます。


閲覧者さんの視点に立つサイトは良いサイトである

上記の点を踏まえると、収益を継続させるには、常に閲覧者さんのニーズに答えたり、利便性を考慮したりする必要があります。
自分のアウプットの場という面だけでなく、あくまで閲覧者さんにとって良いものを提供するというサイトが悪いサイトであるはずがありません。

つまり、収益化を目指す事は必然的に閲覧者さんの為になるサイトで、そういったサイトは、良いサイトであるとの評価や指示を得ます。

手当たり次第にネットで聞いた情報を取り入れるより、閲覧者さんの視点から読みやすいと思ってもらえる部分を取り入れる方が、より良いサイトに育てやすいという事です。



アドセンスポリシーから良いサイト作りを

では具体的に、どの様にサイトを作れば閲覧者さんが満足し、再度サイトを訪れてもらえるのでしょうか?

その方法論として「グーグルアドセンス」のポリシーを利用しましょうという事です。
審査通過の時はそれほど意識が無かったのですが、半年ほど運営をしてみると、色々と勉強になる事も多かったなぁという思いがあります。
それに「まだまだ得られるものは多い!」とも感じていますので、運用が始まってからも有効に活用が出来ます。
©さんがつキュービクル 初心者こそブログの収益化を目指そう!

優良コンテンツを作る理論として有益

まずアドセンスを始めるにあっては、申請のサイトはアドセンスのポリシーに準拠する必要があります。
ではそのポリシーって何ですか?というと、1度はリンク先を全部読んで頂きたいのですが、要はグーグルとして「アドセンスの広告を載せても良い位のサイトですよ~!」という事です。

AdSense プログラム ポリシー - AdSense ヘルプ

またサイトの運営者さんは、下記のガイドラインに従っている必要があるとも言われていますので、是非とも目を通して頂きたいです。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) - Search Console ヘルプ

一部分を抜粋します。
基本方針
ユーザーをだますようなことをしない。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
つまりコンテンツの面からみると「他のサイトとの差別化を図ってね。」という事ですから、他のサイトには無い「閲覧者が探していた答えがあるエントリー」になるという事ですね。


サイトの物理的な面でも取り入れるべき要素は多い

続いて構造的な面から、具体的に考えてみましょう。
サイトの仕様
Google 広告を表示するサイトは、ユーザーが簡単に閲覧できるものでなければなりません。ユーザーの設定を変更したり、ユーザーが求めていないウェブサイトに転送したり、ダウンロードを開始したり、不正なソフトウェアを組み込んだり、ユーザーの操作を妨げるようなポップアップやポップアンダーを表示したりすることはできません。
一部分の抜粋ですが、ここでも「閲覧者さんの視点を考えて運営して下さいね。」という解釈が出来ます。
この様に、サイトの構造面(仕様面)から見た場合でも「閲覧者が利用しやすいサイトになるように。」という事ですね。


「アドセンス運営=良いブログ運営」と考えられる

つまり上記のポリシーやガイドラインに沿ってサイトの改善を進めると、自然と良いサイトが出来上がるという事です。
そしてその先に収益が発生するかも?です。(まぁ最初はワンコインですが、試用期間だと思えば良いでしょうか・・・。)

コンテンツとして、「閲覧者が探していた答えがあるエントリー」
サイトの構造として「閲覧者が利用しやすいサイト」

この2点はアドセンスの合格条件の本質に近いと思っています。
この辺りの解釈は個人個人の感覚で千差万別ですが、私が感じている事を少し掲げてみます。

「閲覧者が探していた答えがあるエントリー」

検索キーワードが適切に記事内に織り込まれている
見出しやタイトルと記事内文言に統一感がある
他の記事や商品購入への誘導のみで終わっていないエントリーである
内容に偽りが無い
問題への解決策が具体的に書いてある
主観的なものでなく根拠が示されている


「閲覧者が利用しやすいサイト」

読みたい記事への誘導がスムーズである
サイトの読み込みが早い(画面の切り替えが遅くない)
スマホ端末からでも記事が読みやすい
サイト主にコンタクトが取れる
情報源、引用元が明確(外部リンクなどがある)
文章に誤字、脱字が無く読みやすい
画像が適切である

どうでしょうか?ざっくりと大まかに書き出してみても、記事の中身やサイトの構造面でも参考になる部分が多いですね。
この辺りの解釈は、しっかりとアドセンスのポリシーを読んで1つ1つ取り組んで頂ければ・・・と思います。

注:上記の解釈は私の解釈であって絶対にそうだとは言えません。
サイト運営期間の長い人やウエブ知識に長けている人は異なった解釈が生まれていると思います。



最後に

ポリシーやガイドライン、フォーラムの固定記事熟読せよ

という事で、初心者ブロガーの考察ではありますが、アドセンスのプログラムは収益の部分以外にも利用価値がとても高い事がご理解頂けたかと思います。

特にリンク先のポシリーやガイドラインの項目は、良いサイト作りの教科書として、かなり具体的に結論が書かれています。
リンクの先には、さらにページが続いていますので、一度に全部読む事は難しいと思います。
また、下記のアドセンスヘルプフォーラムの固定記事は、もっと分りやすく書かれています。
審査に合格する為のサイトの作成方法と再審査の注意事項 - Google プロダクト フォーラム

ただ、その結論へたどり着く手段は各自に委ねられていますので、出来る範囲、理解した範囲でコツコツと改善を進めれば、自然に良いサイトの作り方や、運営の仕方を学ぶ事が出来ます。

実際に私もそうだと感じていますし、最初の方にも書きましたがその都度新しい解釈が生まれ、まだまだ得るものは大きいと考えています。




「初心者のブログ作り」の参考になるエントリー

当サイトでは、初心者ブロガーの私の試行錯誤歴として、「初心者の方にお勧めするブログの作り方」の参考エントリーを書いています。

1から収益化を目指す方向を見据えて、ブログ作りの方法論や考え方などを記事にしています。
コンセプトは、「閲覧者さんが読みやすいサイト。サイト主が楽しく、運営が続けやすいサイト作りをお手伝い!」です。
こういったプロセスを綴っているお話は、あまりネットで見かけないので参考にれば良いなぁって思って書きました。

上記の内容とニュアンス的に重複しますが、「ブログは自分の書きたい事だけを好きなように書いてみたい。」という人向けのエントリーでは無いと思います。
この基本方針が違っていたら、あまり参考にならない可能性が高いと思いますので、予めご了承願います。
どちらかと言うと「大抵の人が読みやすく、使い易く、利用しやすいサイト作り。」の方向性に近いと思います。


現在の公開記事は少ないですが、このエントリーまでの内容でサイト作りの大筋の基礎はお知らせが出来たのでは?と思っています。

もちろん、有料記事やメルマガへの誘導、結論を先延ばしにしたエントリーではありませんので、安心してご覧いただけますよ。

(下記のリンク先のエントリーを参考にしてください!)

サイトを作る前に土台作りを考えて欲しいお話
初心者がブログサイトを楽しく運営する為に「書くテーマを先に決めよう」

記事を書く前にサイトの骨組みを考えて欲しいお話
初心者がブログサイト作りで悩まない為に「ブログの説明とカテゴリー分類を同一に」

ブログエントリーの組み立て方のお話(記事の作り方の手順書)
ブログ初心者にお勧めする記事の作り方「目次を先に作ろう」 

「ブログで収益化」の方向性について最初に知って欲しい事
初心者がグーグルアドセンス半年で得た厳しい現実とブログの収益化について

ブログを始めるにあたって、ブログ発展の為に大切な3点のお話
初心者ブロガーに考えて欲しい「ブログの方向性について大切な3点」 

グーグルアドセンスのポリシーは、良いサイト作りに有効だよ!というお話
当エントリーです。

アドセンスのついての個人的な考え方や、上記エントリーの扱いについて
当サイトについて - さんがつキュービクル=cubicle=

友人が1からサイトを作る際に、どうすれば良いの?と聞かれて、私が出来る範囲で最大限にお伝え出来る内容です。
興味のある方は是非目を通していただきたいなぁと思います。


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