今回はいよいよブログ記事を書き方、作り方のお話です。
当サイトの下記の記事から順番に目を通した方なら、サイトのテーマが決まって、骨格もしっかりしているサイトになると思います。
そうなると、「何となくでも、何でも良い」のですが「ブログの書くべき内容の出来事が起きた。」かと思います。
初心者がブログサイトを楽しく運営する為に「書くテーマを先に決めよう」
そこから記事にするという段階まで来たという事は「それについて何か伝えたい!」という思いを持っている状態だと思います。
そんな状態からどう文字にするのか?という事で、1年足らずの初心者の筆者が最近うすらぼんやり分かってきた方法をご紹介したいと思います。
一言で「作り方」といっても様々な要素がありますので、ここでは「構造的な作り方手順」というニュアンスの内容になります。
何かの参考になったりヒントになれば良いなぁと思いますので興味のある方はお読みいただければ・・・と思います。
記事作りと4コマ漫画
ブログ記事は四コマ漫画作りと似ている
では記事作りの本題です。方法は四コマ漫画と同じです。何のこっちゃ?ですが、要は四コマ漫画ならお話を4分割(程度)で仕上げていますね。
要するにブログ記事も1つのエントリーを多すぎない程度に分割して書く事を意識して欲しいのです。
初心者なら3〜6程度が無理の無い範囲だと思います。
1番最初に決めるのは「話の着地点」
書き始めてもいないのに、着地点のお話をします。四コマ漫画で言う所の最終のコマです。
何んでもそうですが、やはり目標にする着地点があると進めやすいです。
ですのでブログ記事も同じでは無いか?と考えています。
「解決した策を知らせたいのか?」
「購入品をお勧めしたいのか?」
「問題提起をしたいのか?」
ここを明確にしないと、最終的に読み手に何も伝わらない記事になります。
伝えたい事を自分の中で予め明らかにしてから、そこに向かって文字を書いていきましょう。
起承転結を意識し過ぎない4コマ漫画方式は使える
また四コマ漫画では、起承転結という役割でコマを分けています。ただし、記事にするエピソードは実際に起きた出来事ありきの文章だと思いますので、あまりに劇的な「転」はおこらないかと思います。
なので意識しすぎないで、お話を4つ程に分けて欲しいなぁというニュアンスです。
起:初めに何が起こったのか
承:どうなったのか、若しくは問題提起
転:どう解決したのか?
結:結び
ざっくりこの流れを意識すると、お話がスムーズで読みやすくなります。
結びの部分は先ほど決めたお話の着地点で、起はお話の冒頭です。
「残りの2つの項目をどう書くか?」という事で、個性を出して結びに繋がるように記事を作って下さい。
続いて商品レビュー記事も3〜4つ程の大きな項目に分けて記事にすると文字にしやすいです。
起:どういった経緯でその商品を購入したのか?どうして欲しいと思ったのか?
承〜転:レビュー詳細、もし転を活かすなら、代替え品の提案など
結:商品レビューのまとめや代替え品の感想など
どうしてもコマが増えないなら、上記の様な商品レビュー記事の形で3コマ漫画を作る感じですね。
起:初めに何が起こったのか
承・転を1括り:どうして起きたのか?や、どう解決したのか?
結:結び
です。
目次(見出し)は先に作る
初心者にありがちな目次が目次でない問題
ある程度のコマ割りが思いついたら、文字を綴る前に目次になる「見出し作り」です。どうして目次を先に作るのか?というと、私の経験からですが「見出しが見出しになっていない記事を作ってしまいがち」になるのですね。
未だに上手に作れてはいるとは言えませんが、見出しがやたら長くなったり、意味の分からない文章になったり、話し言葉になったり・・・・と、あまぁそれは酷いものでした。
しかしそれに気が付いたのはこの1カ月程です。
最近になって、目次が自動で作られるテンプレートに変わり、自分のサイトを見た時に絶望したのです。これは酷い!と。
そして何とかスッキリした目次にするために「目次の文字列を変更」しました。
すると今度は、前後の文章を変える必要が出てしまいました。
こうして記事の修正を重ねていくと、自然と記事の流れがスッキリし、散漫気味だったエントリーが読みやすくなったと感じたのです。
そういった経験から、新たに作る記事は思い切って「目次を先に作る事にした」のです。
見出し作りが難しい場合はコマ内の箇条書きを活かす
「目次を先に作る事にした」というのは、冒頭に紹介した記事の中でご紹介しています。私の様に記事を作成する際に、時間の確保が必要な人は、アプリやメモを使って「タイトルだけ書いたり、内容を箇条書きで2~3行だけ書いたりすれば良いよ。」というお話でした。
この時の書いた箇条書きを「見出し」に利用すれば、より効率的ですね。
慣れていない間は、思いつく内容の箇条書きを沢山書いて、それをどのコマに当てはめるのか?どの様な見出しが適切か?を考えるという方法で良いと思います。
私も「目次作りからの作成」という方法は、まだ始めたばかりです。
なので、下書きの箇条書きの記事は、見出しを作ってみたり、箇条書きを増やしてみたり様子を見ながら作っている状態です。
それでも、以前の作り方「取りあえず文章を連ねていく作り方」よりもかなりスムーズな記事作りになっていると感じています。
コマの中身を意識しながら「一言でわかる言葉」を!
という訳で、「目次を先に作る記事作りは、文章の流れがスムーズになる利点があるよ。」という利点を踏まえて、見出しの文言を考えて行きましょう。先ほどの四コマ漫画のお話でお伝えした通り、ぼんやり話の流れを思い浮かべながら、(コマ割を考えながら)、どの様な見出しが適当か?という事を考えます。
その時の文言は、目次(見出し)を読めばどんな話なのか?が見えてきたり、読み手さんが興味を持ったりする様な、分りやすい言葉が良いと思います。
ですので、見出しは簡単な言葉でインパクトがあったり、興味を持って貰えるような疑問形にしたりするのも面白いのでは?と思って使っています。
この辺りは、ご自身の自由な表現で良いですね。
最近はスマホで横幅が狭いので、あまりにも長過ぎる見出しは、目次がスッキリしないという見た目に悪い影響があります。
その辺りも踏まえて少ない文字で意味の通じる言葉が適切ではないか?と思っています。
小見出し作りはタイトルのあと
大まかなコマ割りの見出しが出来たら、そのコマの中に複数の項目が出来るかもしれません。そういった場合に「小見出し」を作って読みやすいように記事を整備して下さい。
このサイトはあまり上手ではありませんが、読みやすいサイトというのは、目次(見出し)、小見出しが適切に設置され、見出しを流し読みすれば記事の大まかなあらすじがわかるようになっていると思います。
例えば「ユニクロのジャケットレビュー記事」で見出しや小見出しを作る場合を想定してみます。
大まかな見出しを下記の通り設定します。これが目次になります。
デザイン
価格
サイズ感
上記のコマ割りから想定出来る小見出しは下記の様な感じでしょうか?
デザイン
・昨年のジャケットとの比較
・良くなった点
・悪くなった点
サイズ感
・肩周りの着用感
・袖や丈の長さ
・生地による着心地
この様に複数の小見出しの設置が可能ですね。
価格の様に小見出しにする項目が無ければ、無理に作らなくて良いです。
この様に見出しをある程度スッキリとさせていれば、小見出しの項目が沢山あってもごちゃごちゃした印象の記事にならず、逆に内容の濃いエントリーにする事が可能です。
目次(コマ割り)が前後しても問題ない
文章を書いていく内に目次(見出し)の位置を替えたり(コマの移動ですね)、内容を替えたりしたい場合が出てくるかと思います。この場合は、コマの入れ替え(差し替え)作業になるだけなので、漠然と記事を書くより変更が簡単になりました。
もちろん文章を作る前の、見出し作成の段階で変更が起きても問題はありません。
結果的に纏まった良いエントリーになると感じるなら、入れ替えやコマの追加・削除は好きな様にして下さい。
この様に修正も簡単なので、徒然と書くより文章を書き慣れていない初心者の方にも有効な方法では無いかと思います。
記事の締め方は2種類で良い
記事の最後「結び」の部分は、一番最初に決めたので、書く内容は決まっていますね。ブログ記事を見ていますと、「まとめ」とか、「最後に」なんて言葉を目にしますね。かく言う私もこの2つで最後は締める事が多いです。
なのですがそれなりに使い分けしています。
漠然とぼんやり使っているわけではありません。
サイトのエントリー数が少ない人や、運営履歴の短い人のサイトを拝見して気がついて直した事なので、参考程度にお読み頂ければと思います。
「まとめ」の使い方
まず最初は「まとめ」の使い方です。大抵この後に、「いかがでしたか?」といって感想文を続けているサイトさんを見ませんか?ここでは読み手に感想を聞く前にしっかり記事の内容をまとめて頂きたいですね。
要するに、まとめがまとめになっていません。
では何をまとめるか?ですが、記事の着地点は何にしましたか?
着地点に誘導するための項目をまとめたり、記事内の項目を噛み砕いたり、要素を箇条書きにしたりする事がまとめではないでしょうか。
それを踏まえて、「いかがでしたか?」に繋がると思います。
ですので、読者さんにいかがどうか?を問う前にしっかり内容をまとめるようにした方が良いと思います。
着地点が商品の購入を促すものであれば、レビュー内容から購入した方が良いと思う項目をピックアップする。
いまいちだと思ったら、レビュー内容からどのような方向けの商品だったのか?をまとめる。
という感じですね。
「最後に」の使い方
続いて「最後に」の使い方です。「いかがでしたか?」はこちらの目次の方がニュアンス的に合っている様にも思いますが、要するに最後にどうしても言いたいことを述べる場ですよね。また私の様に、まとまらない事を述べる場だったり、感想の場にあてたりする事も可能です。
着地点へ続く項目の最終的な方向性を伝えるというニュアンスだったり、伴わなかった結果について反省したりする場面としても使えます。
購入品レビューで言うと、
・◯◯という経路で入手したが、(レビュー内容を活かして)次回は□□という経路で購入しようと思います。
・◯◯を期待して購入したが、(レビュー内容を活かして)□□だったので次回は他商品の△△を購入し、試そうかと思います。
この様な表現が適切な様に思います。こうして客観的に書いてみますと、記事以降の出来事へ広げる位置づけでもある様に思います。
最後に
という事で、ブログ初心者の記事作りについて少しご紹介しました。方法論をぼんやり意識してきたのでお知らせしたという感じのエントリーですが、以前より要素が客観的になり、記事が書きやすくなりました。
文章より先に、記事の目的地やコマ割りを意識する。
見出しを魅力的にする。
そうなるとブログ記事というのは、プレゼンの様なニュアンスもありますね。
私自身の実践期間はまだ少ないので、まだまだ文字にするために試行錯誤を重ねている感じですが、書けば書くほど上手に纏まってきたなぁという手応えを感じています。
私もどんどん書いて良いエントリーになるように頑張りたいと思います。
目次を先に作って記事を書く。私の様な初心者の方にお勧めの方法です。
コメント