グーグルアドセンス大航海時代?初心者が振り返る運営1年目の歩み

昨年の7月初めにアドセンスの承認を得て、色々と悩みながら1年程運営を続けています。

ブログを始めたのが、アドセンス承認の3~4か月ほど前からになります。
なので、本当に何にも知らない超初心者がいきなりアドセンスを運営した訳です。

まぁ悩みますし、正直大変です。

という事でこの1年を振り返り、今後の展望やら現在思う事などを少しお話したいと思います。

©さんがつキュービクル センス大航海時代?初心者が振り返る運営1年の歩み

これからアドセンスを始める人や、同じ悩みを持っている方に「少しは参考になるのかなぁ?」という思いもありますのでよろしくお付き合い下さい。




初心者アドセンス1年の歩み

アドセンス1年目のPV数と収益について

まず「サイトの成長記録」という事で、アドセンスの管理画面の数字をざっくりと拾ってみます。

内容が気になる方も多いと思いますので、月ごとに書いてみます。
では、「盛っていないリアルな数字(?)」をご覧下さい~!

2018年7月 3,000PV 740円
2018年8月 3,000PV 300円
2018年9月 5,000PV 840円
2018年10月 4,500PV 220円
2018年11月 2,700PV 400円
2018年12月 3,400PV 640円
2019年1月 6,500PV 790円
2019年2月 4,000PV 1,200円
2019年3月 4,800PV 1,100円
2019年4月 4,600PV 700円
2019年5月 5,000PV 600円
2019年6月 4,800PV 760円

1年間(ざっくり)52,000PV 8,300円


という事で、「おめでとう!」です。
約1年で「収益を受け取る条件」をクリアです。

え?受取に条件があるのなんて知らなかった?

そうですよ。いきなり収益を頂ける訳ではありません。
8,000円以上の確定額が無いと受け取れないんですねぇ。まぁ私もアドセンス審査中には知りませんでしたよ。
つまりここへ到達するのが、アドセンス合格後の目標になります。

©さんがつキュービクル センス大航海時代?初心者が振り返る運営1年の歩み
(上記の管理画面の画像では「8,139円」になっていますが、レポートの全期間では約8,300円の収益額になっています。収益に無効な部分があって、引かれているのでしょうか?)

因みにざっくり計算で「1PV約0.15円」です。
ははは。小数点ですよ。

少し補足説明ですが、私は複数のサイトを運営しています。

歯科矯正のサイトが約100記事(もう少しで100記事)
日記系サイトが約80記事
漫画サイトが約50記事
当サイトが25記事

なので、全体でみると約250記事になります。結構書いていたんですね。

のんびりペースですが、それなりに進んでいる感じ?でしょうか。
正直「伸び悩み?」なんて声も聞こえてきそうです。

しかし「1年未満で挫折」や、思った収益にならずに「ブログを閉鎖」というお話を耳にしますので、努力賞位は頂けても良いように思います。


収益の推移は?

続いては「成長の確認(?)」でしょうか。
1年間をざっくり前半と後半で分けてみます。

最初の半年は1か月にワンコインの収益ですね。
(参考記事:初心者がグーグルアドセンス半年で得た厳しい現実とブログの収益化について

後半の半年は1か月に約850円なので、少し伸びました。
・・・と言いたい所ですが、これは少し違うかもしれません。
と言いますのも、1,000円を超えた月は思い当たる節があるのです。

それは日記ブログで書いた「ユニクロのウールチェスターコートのレビュー記事」が、最終セール時期に少し検索されて、その流れで収益に繋がったと思われます。

ですので私の場合は「今後はユニクロの記事を書けば良い」とも言えますが、ユニクロと言えどもそうそう服は買わないので、買った際に良い商品だったら記事にしますかねぇ。

ただ考えられる事として、私とは反対の考えで「記事にするために買ってみよう!」というアクションが起こせる人は収益に結び付きそうな気がします。

「良い結果が出た記事と同じカテゴリーの記事を再び投下!」が収益にも良さそうな気がします。

もし複数サイトでは無く、「1サイトで250記事公開中」という条件だと、もう少し数字が良さそうな気もします。

ですが、まぁこんなものでしょう。



現在と今後のについて

1サイト100記事公開を目指す

現在の目標は、「1サイトで100記事公開」でしょうか。

これについては、とりあえず何でも良いから100記事を目指すという案もありますし、私の様に比較的のんびりペースで100記事を通過する案があります。

正直どちらが収益面で良い効果があるのかはわかりません。
ですが、一つの通過点として目標にしています。

それと上記について少し思う事があります。

アドセンスの状況について、「(最近は)かなり厳しい風が吹いている」という事です。

アドセンス広告の配信停止?「副業と価値の低い広告枠とトラフィックの品質」について

アドセンス審査の非承認の際に出てくる「価値の低い広告枠」という強烈なワードです。

これを文字通りに受け取ると「何でも良いので100記事公開」が良い効果を生まないように思います。

何なら「取りあえず公開した100記事で審査に望み、非承認だったら内容の薄い記事を削除して再審査に望む」という事が個人的には良くないような気がします。

アドセンスの審査と新仕様について「非公開と削除記事は危険?」

私は、アドセンスに詳しい人間でもないし、本当に何も知らない場所から始めた超初心者なので、上記のお話に根拠はありません。

ただ何も知らないからこそ、今までの価値観とは違う目で今の流れを見ています。
「客観的に見えている」と思っています。


何も無い人は収益が難しい時代では?

続いても上記のお話に近いのですが、アドセンスに限らず「何もない人」つまりコレといった特技の無い人が「アドセンスで大きな収益を得る事は難しい。」と感じます。

「何故そう感じるのか?」という部分の答えが、オリエンタルラジオ中田敦彦さんの「中田敦彦のYouTube大学」という動画チャンネルの中にあります。

「中田敦彦のYouTube大学」はアドセンスと社会の新時代の象徴?

中田さんの様に表現のプロと呼ばれる人が、Youtubeでお笑い以外の要素で「プロとしてのコンテンツを発信する」という事をやっています。

ここまで来ると「何も無い人」つまり、「何かを与える事が出来ない人」が単に情報を発信した所で「価値のあるコンテンツには成らない時代が来た!」とも言えます。

上の記事にも書きましたが、一般社会においても資格が無いと難しい時代です。

ですので、今まで耳にしたり目にしていた「書けば、収益になる」というのは、私の知った1年間の経験の中には有りません。
つまりこういう考えや、この時代は「もう終わった」と思った方が良さそうです。


素人コンテンツに意味はあるのか?

続いては、今までのお話と少し「反対の要素」のお話になります。
考察元は私の歯科矯正のブログです。

歯科矯正ブログは医療関係のサイト(YMYLブログ)なので、グーグル検索で上位に上がる事はまずありません。

なので、どこから読者さんがやって来るのか?と調べると、他のサイトに比べてブログランキング経由の割合が多いのです。

なのでここを詳しく突っ込むと、今度は「トラフィックの品質」に関わってくる様にも思います。
「トラフィックの品質」については「アドセンス広告の配信停止?「副業と価値の低い広告枠とトラフィックの品質」について」の記事内にリンクがあるので良く読んで欲しいのですが、私はこれを読んで漫画サイトのアドセンスを止めました。

まぁ英断ですよ。(というか収益が殆どないのでリスク回避ですね。)

話を戻しますが、ブログランキングから見に来られるという事は、矯正に興味がある方や現在治療中の方。又は、同じジャンルのブログ運営者と推測が出来ます。

なので、「トラフィックの品質があまり良くない」というより、「表示されている広告に興味を持つ可能性ある」という考え方も出来ます。

ここからはもっと推測や想像のお話になります。

例えば「歯科矯正」というワードで検索の上位に上がるのはお医者様のサイトです。
これは閲覧者さんにとって間違いの無い情報を知る方法としては有利です。

ですが、そのお医者さんが広告を出す場合には、どこに載せるのでしょうか?

当然、検索の上位にあがる病院のサイトは、他の広告を貼る必要はありません。
わざわざ他の病院の広告を自分の医院のサイトに載せる必要はありませんよね。

ですが、「歯科矯正に興味のある方に、私の医院の広告を見て欲しい。」という広告主側の都合が出てきます。
その受け口の一つとして成り得るのが、「素人の治療ブログではないか?」と考えられます。

なので、世の中のサイト運営者が全て何かのプロになって、「同業者の広告は貼らないよ」という事になると、広告枠が必要の無いサイトばかりになります。
これはこれで、アドセンスの仕組みが成り立ちません。

私の様な個人患者のサイトが有る

ブログを読んで歯科矯正をやってみたいと思う方が居る

歯科矯正の広告を見てもらう

上記の様な流れが有っても良いのでは?と考えられます。
これが「広告枠として素人コンテンツも必要だ」という考えです。

ただ、言葉通りに「絶対に必要だ!」とは言い切れないのも事実です。
それは、歯科矯正に興味のある方が、歯科矯正以外のサイトで矯正の広告を目にする事も広告の効果として有効だからです。それにグーグルのアドセンスはそういう事が出来るからです。

ですが、回り回ってこういう部分が「素人系のサイトも必要なのでは?」と感じるのです。(と、むしろそう思いたい・・・。)


最後に

という事で「アドセンス1年の歩み」を振り返ってみました。

ここで良く使われる「いかがでしたか?」というのも、もう流行っていないそうですよ。
私は殆ど使いませんでしたが、「とにかく書いて、ふんわり促して最後にざっくり締めた記事」というのは、今後は価値の低い広告枠扱いなのかも知れません。

「現実社会が厳しいから、副業として・・・」という具合に安易に始めた人は痛い目に有りますね。
ネットやTwitterで見かける素晴らしいお話は、ほんの一握りで、殆どが私と同じで、思った金額にならないと知って欲しいです。

それに挫折する人が多いと知った上で、「どこをポイントにコンテンツを発信していくか?」を考えた方がスムーズだと思います。

これからブログを始める人で、どういう事をやればいいのか?が分からない人は、私の初心者ブログシリーズが少しはお役に立つかもしれません。
興味のある方は覗いてみて下さい。

・ブログで扱うものは何が良いのかな?
初心者がブログサイトを楽しく運営する為に「書くテーマを先に決めよう」

・どういった方向で進めていくのかな?
初心者がブログサイト作りで悩まない為に「ブログの説明とカテゴリー分類を同一に」 

・どのように話を組み立てるのかな?
ブログ初心者にお勧めする記事の作り方「目次を先に作ろう」 

初心者のお節介ですが、上記3点の記事がざっくりした「ブログの始め方ガイド」です。


では「あなたはどうなんだ?」と聞かれますと、現在、試行錯誤中で悩んでいる状態ですね。

・何も持たない人がふんわり書いた記事は、ネット上で必要とされていない可能性がある
・だけど何も持たない人のブログの余白は、広告枠として必要な可能性もある
・何も無くても追求すれば何かを生み出せそうな気がする

どうですか?私と同じ様な悩みの方、どの様に舵を切ってサイトの運営を行いますか??

まぁ、悩んでも仕方がないですね。
サイト運営当初の通り「好きな事を楽しんでやってね」という一言に尽きるのかもしれませんねぇ。





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