「グーグルアドセンス 合格」とウエブで検索をすれば、様々なサイトが出てきますね。
中には、ノウハウの様に書いているサイトもあります。
「グーグルAdSenseの合格するサイトは○○が必要!」だとか、「□□すれば、合格。」
はたまた「△△が有る場合は合格しない。」などです。
都市伝説の様に色々とありますが、初心者の私が作成したサイトから「都市伝説」っぽい内容について、率直な感想や結果を書いてみます。
今回はおまけみたいな記事ですので気楽に読んで下さい。
都市伝説では無い合格のコツは?
何度もご紹介していますが「都市伝説では無い合格のコツ」で、一番参考になるものは、AdSenseヘルプフォーラムの固定記事です。審査に合格する為のサイトの作成方法と再審査の注意事項 - Google プロダクト フォーラム
「合格サイトを作るコツは、ここに書いてある通り!」です。
ブログ収益を本業にされたい方は、コンサルさんへ相談して然るべき報酬を支払い、ノウハウを学んで運営する方が良いと思いますが、個人レベルの副業や、趣味の延長線上での収益化というものを目指すのなら、この固定記事の内容をガッツリとよく読んで、自分のサイトはどうなのか?を見直す方が一番良いと思います。
もちろんグーグルのアドセンスのポリシーや、利用の条件をよく読む必要はありますが、この固定記事の内容が全く分からないのであれば少し努力が必要だと思います。
ですので、初心者の方がまず読むべきポイントはこの記事だと感じます。
審査中でも改善は行って良いと思います。フォーラムの固定記事を読んで、取り入れたいと思う事、良いと思った事は、どんどん取り入れて今より良いサイトへと改善する事は有意義だと思いますよ!
と、少し前置きが長くなりましたが、それ以外部分(上のトピックに書いていない部分)の「○○してはダメだ」の都市伝説の部分について、私なりに思う事を書いてみます。
ランキングサイトの登録はダメ?
通過サイトはランキングに参加していました
私が審査中にネットをさまよっておりましたら、「アドセンスの申請中は、ランキングサイトのリンクがダメ!」という様な文言を見かけました。ですが、実際に審査を通過したサイトには、リンクバナーを貼っていました。
ですので、これは都市伝説だと思います。
もしサイトを立ち上げたばかりで検索にあがらない、閲覧数が少ないという方は、ランキングサイトに登録して、「サイトの閲覧をしてもらう」という方法は悪い事では無いと思います。
私もランキングサイトへ登録した理由は閲覧数を確保する為でした。
そんな状態でも審査に通過しましたので、参加は大丈夫ですね。
いけないのは「クリック誘導」
参加自体に問題は無いと感じますが、あまりにも過度にバナーを貼ったり、ランキングサイトへの誘導記事を書いたりするのは好ましく無いです。そして実際に他のサイト様で目にするのは、「ランキング参加中です!応援クリックお願いします。」とか「ぽちっとお願いします!」等のクリックの誘導です。
この「クリック誘導」は実際にアドセンスの広告を貼った際に、広告をクリックして下さい!という風に審査側が捉えてしまいかねない事と、そういったものはポリシーに違反するので、「ややこしい事は書かない方が良い。」と思います。
リワード広告枠を除き、サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり表示したりするようユーザーに促すこと、またクリック数を増やすために不正な方法を使うことは禁止されています。もし、審査を考えておられる方で、ランキングのクリック誘導と思われる表現をされている方は、工夫が必要だと思いますし、結果的に審査の印象が良くないのでそういった文言は書かない事をお勧めします。
アドセンス以外の広告はダメ?
通過サイトはアドセンス以外の広告も掲載していました
続いては「グーグルAdSense以外の広告設置はダメ」という様な文言です。ですがこれも審査を通過したサイトには設置していました。
ですので、こちらも都市伝説ではないかと思います。
ただし、次の点について少し配慮が必要です。
クリック誘導と広告のボリュームに注意
これも上と同じように「クリック誘導は良くない」と思います。商品レビューの記事で広告リンクを貼る場合は、「気になる方は商品欄をクリック」等の文言は控えた方が良いと思います。
Google 以外の広告を Google の広告と一緒に表示する方法については、いくつかのガイドラインが設けられています。アフィリエイト リンクや制限付きのテキスト リンクは一緒にご利用いただけます。「他社広告の掲載は基本的に問題は無い。」とされていますが、一定のガイドラインが設けられています。
上記の引用内のリンクをよく読んで頂きたいのですが、ざっくり言うとコンテツが広告の量を下回る事を良しとしていません。
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。この「量」についての解釈は明確にされていませんので、私の主観的な感覚になりますが、「記事に対する広告の面積があまりにも大きい。」や、「広告以外の文字数があまりにも少ない。」等は好ましく無いと思います。
これは経験が有る方も居らっしゃるかと思いますが、「私が使っているグッズです。」といった簡単な文言の後に広告リンクが沢山並んで、最後に「便利ですので購入してみて下さい!」と言うようなエントリーを見る事があります。
こういったページは広告がコンテンツより多いと解釈が出来ます。
また、この様に詳細情報が極端に少ない記事を読んだ閲覧者さんは、他のレビュー記事ついても「詳細な情報は得られない。」と判断されて、サイトを離脱してしまう可能性があります。
アドセンスではこういうピックアップの広告が沢山あるサイトより、商品に対しての細かな感想や、レビュー記事を評価する傾向にあると感じています。
もし広告ありきの記事があって、そのサイトで申請をする場合は、エントリー内容を濃密にする必要が有ると思います。
フリー画像はダメ?
著作権侵害の画像は絶対NG
まずフリー素材という部分の前に、絶対NGな画像があります。それは、許可を得ていない芸能人の写真を無断に使用したり、著作権の侵害にあたる画像を使用したりする事です。
もし掲載してる。や、ちょっと位なら・・・と安易に考えている様なら速やかに対処することをお勧めします。
現在公開されているサイトの中には、芸能人のゴシップ記事をまとめたサイトがあります。そういったサイトに、アドセンスの広告があるから問題が無いのでは?と思う方は考えを改めた方が良いです。
以前の審査通過の基準と現在の審査通過の基準は、異なるものと捉えた方が良いですし、他人のふんどしで相撲を取るような個人レベルのサイトが、健全なサイトと認定されるのは難しいと思います。
フリー画像(素材)の解釈について
AdSenseヘルプフォーラムでのお話になりますが、以前は「フリー画像(素材)を利用しても、審査に影響はしない。」との判断が多い用に感じましたが、最近(2018年秋ごろ)の傾向として、多用する事は好ましくないと思われる方が多い様です。フリー画像といえどもきちんとオリジナルが存在します。そういった部分も少なからず影響が有りそうです。
また別の視点から、サイトの運営にあたり「オリジナル(自分で撮影した写真などの)画像の用意が出来ないのは、自分で調べた記事で無いから。それでフリー画像を利用しているのでは?」という解釈がある事も少なからずあると感じます。
フォーラム内を見ていますと、「審査に合格しない」というサイトは、フリー画像のみを使って作成されている方がいらっしゃいます。また、多用に使用したり、画像サイズ(面積やファイルサイズ)のコンテンツに占める割合が大きかったり、芸能人の写真を掲載しているポリシー違反のサイトも見られました。
上記の解釈で言うと、画像は「自分でスマホで撮る」とか、「オリジナルのイラストを載せる」方がサイトのオリジナリティ(独自性)が出ますので、出来る限りそうした方が良いですね。
「画像の用意が出来ないので、いっそ載せない。」という方がいらっしゃるかもしれませんが、フォーラム内では「記事内には、1つ以上の画像があった方が閲覧しやすくて良い。」というご意見もあります。
確かに閲覧者側の視点に立つと、画像が合った方が読みやすいと思います。出来る限り、ご自身で用意をする方が望ましいですね。用意するものは、関連のある画像や実際のものの写真が良いです。
通過サイトはフリー画像を載せていました
審査通過をした私のサイトは、「用意が出来ない。」、「初心者で取り敢えずの画像を載せていた。」という部分から、フリー素材の画像を掲載していました。という事で一概にフリー画像がダメだとは言えない部分があります。
ただ先の解釈の部分にも通じるのですが、1つのエントリーに何枚もフリー画像を掲載したり、サイト内の全てをフリー画像で作成したりという事はしていませんでした。
またフリー画像でも、記事の内容に出来る限り沿ったものを用意しました。
そういった配慮をして、どうしても用意が困難な場合は、フリー画像を利用させてもらう事は悪く無いと思います。
この部分を都市伝説の基準で判断しますと、
・フリー画像を多用する
・エントリー内容と関係の無い画像を載せる
・著作権がグレーな画像を載せる
というのはアウトで、
「フリー画像でも適切に使用していれば大丈夫である。」
と個人的に判断をしています。
新都市伝説?「○○は設置せよ」
これは「おまけ」ですが、個人的には都市伝説の第1位に入れても良いと思っています。あまり気にされていないプロフィールの項目ですが、この「プロフィールについては、詳しい方が良さそうだ。」と感じています。
むしろ「都市伝説には無いけどプロフィールは設置せよ!」と声を大にして言いたいです。
というのは、やはりブログの運営者が情報を発信していますので、「その運営者(書き手)はどんな人か?」や、「信用が出来る人物像か?」というのは閲覧者側からも大事な要素だと思いました。
例えばですが、私の姉妹サイトの中に「中古マンションを買った話」を紹介しています。下記のエントリーは「住宅ローンの減税と、団信保証を考えて、夫婦ペアローンを組んだ。」というお話です。
アラフォーが35年ローンで中古マンションを買う その6「ローン減税と団信」
もし私が10代の学生さんだったら、内容の信ぴょう性は低くなります。
10代で住宅ローン?夫婦ペアローン?本当ですか?って思いますよね。
同じように、育児経験の無い独身の男性が「育児のコツ」等のサイトを運営してもどこかのコピペか聞いた話になる可能性が高いですし、読者にそう捉えられてしまいます。
また、職業経験の無い専業主婦の女性が、「経営のコツ」等のサイトを運営しても実際の経験がなければ文章に深みが出ないと思います。
ですが先の専業主婦の方が「家事のコツ」や「家族のサポート面について」また、「町内の問題はこうやって解決」という話を書けば、信ぴょう性が増しますし、その経験は読者にとって有益な情報となります。
その信ぴょう性を増す方法として、「プロフィール」を充実させるという方法があると思いました。
こちらのサイトでは、どちらかというと「等身大の私の経験した事や悩んだ事を書いています」ので、プロフィールにはサイトの遍歴等も載せています。
ですが、別のジャンルのサイトでは、そういった細かな事は書いていません。
歯科矯正のサイトを運営していますが、私がどんな人物か?というより矯正を考えている方に興味が有りそうな項目を書いています。
ですので、「ブログ内容に沿った運営者情報を、読者に知らせる書き方」も重要だと思います。
要するに、「どこかで聞いた話や、だれかの話でサイトの運営をしても記事の信ぴょう性は高くならないよね!」という事ですかね。
最後に
ウエブマスター向けのガイドラインに以下の一文があります。ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) - Search Console ヘルプ
どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
上のヘルプフォーラムのトピックをよく読んで、サイトの改善を進めると同時に、こちらを読むこともアドセンス合格のコツになると思います。
サイトの改善を重ねた後は、上記の引用の一言に尽きると思います。
もし「何度も審査に落ちている」や、「合格を目指している。」また、「良いサイトを運営したい」と思っておられる方は、このガイドラインを読んでご自分のサイトについて考えてみるのも良いと思います。
と、偉そうな事を書きましたが、私もこの一文を忘れないようにしたいと思います。
訪れた方が少しでも「良いサイトだった」と思って頂けるように運営していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願い致します。
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