アドセンスを無料ブログで「ホスト型と非ホスト型」ブログ初心者の収益化その2

公開日2019.01.13
現在(2019年1月)グーグルのAdSenseの審査は無料ブログでは申請が出来ません。
と言われていますが、実際には出来る方法が有ります。
今ご覧頂いている無料ブログの「blogger」がその一つになります。

それじゃぁ、みんな「blogger」でAdSenseを始めよう!となると思うのですが、いわゆるAdSenseにも種類が2つあります。

一つ目は、無料では出来ないと言われている、「非ホスト型」。
2つ目は、グーグルのサービス内で運営される「blogger」(ブログ)や「Youtube」(動画配信)の「ホスト型」になります。

私も当初、AdSenseの種類が2つ有ることや、違いが理解できなくて「blogger」から申請する「ホスト型」で始めてしまいました。

そして審査が通過したのは、独自ドメインの「非ホスト型」になります。
その辺りの紆余曲折のお話を少ししたいと思います。




ホスト型AdSenseについて

まずは、「無料で始めるAdSense」という部分についてご紹介します。
今お読み頂いている「bloggerブログサービスを利用して収益のページから申請する」という手順になります。


(ブログでの)申請はbloggerの収益から

ホスト型AdSenseのブログサービスで収益化になります。

先ほどご紹介しましたが、こちらで使っているブログサービス「blogger」では、無料のbloggerドメインで申請が出来ます。

©2018さんがつキュービクル アドセンス その2


「blogger」では、ブログ画面から収益設定が出来ます。これがいわゆる「ホスト型」のAdSenseになります。

(画像の通り「blogger」の管理画面からの申請です。「収益」の部分からAdSenseの申請が出来ます。これが「ホスト型」と言われているものです。通常の非ホスト型の申請と方法が違いますので気をつけて下さい。)

もちろんこのbloggerでも他のブログサービスと同じように独自のドメインを取得して、非ホスト型の審査をする事も可能です。(この場合は管理画面からの申請ではありませんので、注意して下さい。)


アップグレード申請も出来る

またAdSenseでは、「ホスト型」から「非ホスト型」へのアップグレードの申請も出来ます。

ホスト型 AdSense アカウントを使用して自分のサイトに広告を表示する - AdSense ヘルプ

例えば、ホスト型でAdSenseの審査が降りても、blogger以外のブログサービスや、ブログソフトのサイト(有料のはてなブログやワードプレス等)に広告を設置する場合は「非ホスト型へのアップグレード」が必要で再審査となります。

実際にどういったパターンが想定されるか?で言いますと、bloggerの無料ドメインでAdSenseの運営をしていたとします。
その後サイトの引っ越し等でドメインが変わる場合は、ホスト型AdSenseの利用が出来なくなります。
そういった際にアップグレード申請をして、収益化を継続する事が可能という事です。

同様にYoutubeでAdSenseの収益化をしていても、ブログでの収益化を希望する場合は、アップグレードの申請が必要になってきます。

今のアカウントとは別にAdSenseのアカウントを作成し、申請する・・・というのは、アカウントの重複違反になりますので注意が必要です。

youtubeからアップグレードを行ったのですが広告表示されません - Google プロダクト フォーラム


アップグレードの申請と独自ドメインを育てるという事について

もろん上記のアップグレード申請でも全く問題は無いですし、合法ですので良いのですが、私は「申請が2回」という部分が気になった事と、「独自ドメインを育てる」というワードが気になって「ホスト型」で始めた申請を一度取りやめて別アカウントから「非ホスト型」の申請を始めました。

この「独自ドメインを育てる」という部分について、ドメインを育てるという実際の詳しい影響は理解していないのですが(経験もないです)、「検索で上位に上がるようにドメインを育てる。」という部分がどうしても気になったのです。

長期的に運営をしていくつもりでしたので「独自ドメインを育てる」という言葉がとても魅力的に感じ「自分のドメインを育ててみたい!」という思いが強くなったのも、非ホスト型の申請に変えた大きな理由の1つです。



非ホスト型AdSenseについて

この非ホスト型AdSenseというタイプのものが、一般的に「AdSense」と言われているものの大部分です。
この場合は、blogger収益から行うことは出来ません。
そしてホスト型AdSenseとは異なる条件が加わります。

独自ドメインでもサブドメインでの申請はダメです

AdSense アカウントの開設時に URL を入力する方法 - AdSense ヘルプ

まず、AdSenseを申請するにあたり、サイトの条件が有ります。

bloggerやYoutube以外で申請する場合は、上のリンクに書いてある通り「独自ドメイン」が必要です。

この独自ドメインという部分ですが、今ご覧いただいています「さんがつキュービクル」のサイトで言いますと、サイトのURLは

cubicle.sangathu.org

という表示になっていると思います。独自ドメインですが、これでは申請が出来ません。
何故ダメなのか?なのですが、先頭の「.」より前の部分の

cubicle.sangathu.org

黄色の部分ですね。これはサブドメインと言われているものになり申請が受付られません。

本当かどうかはわかりませんが、無料ブログでAdSenseが出来ないと言われているのは、この部分がダメだからなのかなぁ?と思いました。例えば、無料版の私のはてなブログのURLですが、

sangathu.hatenablog.com

ですので、

sangathu.hatenablog.com

この部分がサブドメインにあたりますね。この様に無料ブログでは、上記のサブドメインだったり、

www.sangathu.org/cubicle.

のようなディレクトリ付きのURLが大半ですので、審査自体が受け付けられないのだと思います。

審査の際に入力するURLは、私のサイトで言いますと、

sangathu.org 若しくは、
www.sangathu.org

で表示されないといけないという事です。

ですから独自ドメインであっても当サイト「さんがつキュービクル」では審査を受け付けてもらう事すら出来ないという事です。
同様にディレクトリで表示されるサイトも審査は出来ません。

たまにAdSenseのヘルプフォーラムで、「独自ドメインなのに審査を受け付けてもらえません。」というスレッドがあがりますが、内容を読むとサブドメインのサイトで申請をされている方がいらっしゃいます。
ですので、申請時には気を付けて頂きたいです。

私が申請をしたURLは、上記の「www.sangathu.org」さんがつの歯科矯正を始めますというサイトで審査をしました。

ドメインを取得し、審査をする場合は必ず上記の様な形のURLで表示が出来るサイトで申請をして下さいね。


中古ドメインについての注意

続いてドメインを登録する際についての注意点です。(ドメインを買うといった表現が良いかもしれませんね。)

中古ドメインを扱う(買う)場合、当然、過去にそのドメインは誰かが使っていたものになります。

例えばですが、その中古ドメインは、過去にAdSenseを利用していたサイトのドメインだったとします。
しかし、違反等があった為にAdSenseが利用出来なくなり、手放されたものだったとしたら・・・?

そういった場合、このドメインを使ってのAdSenseの収益化は厳しいかもしれません。
所有者が違っていても・・・です。

公式にそういった諸注意は無いのですが、先の記事でもご紹介したヘルプフォーラムでそういった内容を目にしました。

ドメインの利用履歴はWEB上である程度は調べる事が出来そうです。確率は低いとは思いますが、万が一の為に調べてから購入するというのも良いと思います。

インターネットアーカイブ:Wayback Machine
(確定要素では無いのですが、参考程度に少しご紹介させて頂きました。上のサイト様でも完全に情報を網羅できるかどうかの保証は当サイトには出来かねます。あくまで参考という形でご利用下さい。)



最後に

という事でAdSenseには、「ホスト型と非ホスト型の2種類の申請方法があります。」というお話でした。

非ホスト型の申請については他のサイト様で詳しいものが沢山ありますので私の方では間違えた経験とわかりにくいと思った違いを書いてみました。

「ブログを始めたいけど、初期投資無しで収益化を検討したい。」という方は、この「blogger」なら可能です。

ただ、bloggerは他のブログサービスほど親切な構造では無いので、取り敢えずブログとはどんなものか?という方は無料のはてなブログや、アメブロ等で作り方や書き方をある程度学ぶという方法も有益だと感じます。

「ある程度ブログの書き方はわかっているけど、自己費用無しで収益化したい!」とお考えの方には、bloggerのホスト型申請は良いと思います。

もちろん、私の様な初心者でもまずブログを運営し、その先に収益を見据えてブログを育てていくというのにも向いています。
親切でないという部分は、シンプルさにも通じ、より独自性の高いサイトへと育てていく事にも通じます。


また、記事内で少しお話した私が「ホスト型」から「非ホスト型」へ申請方法を変えた話や、アカウントの重複の問題については別記事にてご紹介させて頂きたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。




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