「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

大型連休が終わり、何事もなかった様に日常が始まりました。

という事で、パソコンのエクセルを「令和」に・・・と新しい元号を導入する事にしました。
「小一時間ほどで完了するだろう」なんて安易に思っていたら、予想外に時間がかかってしまいました。

そこで、私の様な環境の人が居るかも・・・?と思ったので経緯を少しご紹介します。


Windows7「更新プログラムを確認できません」

使用パソコンは、Windows7です。
まず更新プログラムを確認しようと思いました。

手順は(ご存じの方が多いと思いますが)、パソコンの左下の「スタートメニュー」から「コントロールパネル」を開き、「Windows Update」を実行です。

すると下記の様な画面が表示されました。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順


現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。

はい。
何のことやら?です。

という事で「再起動で楽勝だな・・・」と思っていたら、ここから苦戦したお話にまいります。



「Microsoft Update 実行時にエラーが発生する」場合

Windows Update クライアントの情報をクリアにする手順

再起動後、再び同じ手順で「更新プログラムを確認」の確認を行いました。

ところが、また同じ文言が表示されてしまいました。

仕方がありません。
グーグル先生に聞くことにしました。

ネットで情報を探していますと、下記のサイト様に出会いました。

Windows7のWindows Updateで「現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムを確認できません。」エラー - えりぴょん


「Windows Update クライアントの情報をクリア」するバッチファイルをダウンロードして、そのページに記載のお手順で実行しましょう。
あっさり直ります。


「あっさりなおります」とありますので、記事内のリンクを確認する事にしました。

Windows 7 / Windows Server 2008 R2 以前の環境において、Microsoft Update 実行時に 0x80248015 エラーが発生する – Japan WSUS Support Team Blog

本事象につきましては、弊社 Microsoft Update サイトに問題があったことに起因しており、2017 年 12 月 5 日 (火曜日) 午後 1 時に Microsoft Update サイト側の修正が完了いたしました。


どうやら、更新情報が届かない様な事になっているみたいですね。
しかし昨年の年末だと思っていたら2017年だとは・・・。
無知とは恐ろしいものです。

記事を読みすすめますと、最後の手順の通りに「こちらを右クリックし、[対象をファイルに保存] を選択します。」さえ行えば簡単に事が進みそうです。



[対象をファイルに保存] が無い場合

という事で、右クリックを行ったのですが、メニューの中に[対象をファイルに保存]というものがありませんでした。

仕方がないのでそのまま、「こちら」をクリックすると、異なるページが開き、下記の文字が表示されました。

またしても「何のことやら!」です。

net stop wuauserv
net stop bits
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
del "%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"
del "%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"
net start bits
net start wuauserv


しかし、冷静に考えると、この文言?を [WU-Clear.bat]というファイルにすれば良さそうな気もしました。

という事で、全文をコピペです。([対象をファイルに保存]が無い人は上記をコピーして下さい。)
そのまま左下の「スタート」メニューから、アクセサリに入っている「メモ帳」に貼りつけます。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

この様な感じです。
続いて、上記のリンク先の手順の通りにファイルを作ります。

「ファイル」→「名前を付けて保存」から、ファイル名 を「WU-Clear.bat」に書き換え。

その際にファイルの種類を「すべてのファイル」にすればOKです。
保存場所は指示の通りデスクトップで良いですね。

保存したファイルを右クリックし、[管理者として実行] を選択し、バッチファイルを実行します。

とありますので、言われるままに実行です。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

(メモ帳が見た事のないアイコンになっていますよ!)

バッチ ファイルの実行が開始されると、コマンド プロンプトの画面が自動で立ち上がります。処理が完了すると自動的にコマンド プロンプトの画面が閉じられるため、処理が完了するまで待ちます。

とありますので作業を進めます。

対処実施後にすぐに Windows Update を実施する場合には、[スタート メニュー] - [コントロール パネル] より [システムとセキュリティ] - [Windows Update] の画面を開き、[更新プログラムの確認] をクリックし、エラーが出力されないことを確認します。

という事で言われるままに進めます。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

「おお!楽勝」と、この時は思っていたのですが・・・。



令和にするプログラムを導入

作業が完了したと思って、再起動。

早速エクセルで入力すると・・・。

「平成31年5月8日」と表示されてしまいました。

という事でまたしてもグーグル先生です。
今度は下記のサイト様に出会いました。

Win7令和対応はKB4493453手動アップデートしてください|Reiwa Update | 新元号 | 東京3900円パソコン修理 でじサポ39訪問サポート

要するに目的のプログラムの更新がもれていた様ので、下記のリンクより欲しい情報をダウンロードです。
Microsoft Update カタログ

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

使用のパソコンは32bitでしたので、一番下のプログラムです。

確認方法は「スタート」メニューから、「コンピューター」の部分で右クリック。
「プロパティ」から情報を開いて、真ん中あたりの「システム」の部分に書いてありましたよ。

確認が出来たらダウンロードページに進みます。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順
上記の画面が表示されますので、青文字をクリックするとダウンロードが開始されます。

始めは「うんともすんとも」言いませんが地道に待っていれば情報が更新されます。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

緑の表示が現れてからも長いです・・・。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順


ここまでくればあと少し。

終了後に再起動すれば完了です。


再起動で更新完了

ひたすら待ってばかりですが、最後(?)の再起動に際してもかなりの時間を必要としました。

©さんがつキュービクル 「更新プログラムを確認できません。」からWindows7を「令和」にする手順

この辺りは環境によって異なるかもしれませんが、私の環境下で作業が終了したのは約4時間以上かかりました。

途中で調べたり、試行錯誤したりで時間を要した部分は大きいんですけどね。
かなり疲れました。


まとめ

という事で「Windows7を「令和」にする手順」のお話でした。

更新プログラムが適切に更新されていない人は、私の通った通りの手順になると思います。

①Windows Update クライアントの情報をクリアにする
②KB4493453の手動アップデート

上記の二つが必要だという事が最初からわかっていれば、どうって事はありませんね。

今のお使いのWindows7で、「令和」が表示されない人は参考にしてみてください。


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